SBIホールディングス 第6回無担保社債(社債間限定同順位特約付)

sbislsSBIホールディングスが無担保社債の起債を計画しているようです。(興味のある方は最寄りの証券会社でご確認を。間違いがあるといけませんので。) 募集内容抜粋(大和証券資料より-pdf

SBIホールディングス株式会社第6回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
格付 BBB(R&I)
年率/税引前(仮条件) 1.50%~2.50%(7/21決定予定)
申し込み単位  100万円以上/100万円単位
募集期間 11/25~12/4予定
募集価格  額面100円につき100円
償還日 2018/1/30 (期間:約3年2ヶ月)

------------

■社債間限定同順位特約とは
大和証券
野村證券

■SBIホールディングスの格付

R&I 14.10.31 新規予備格付「BBB」(pdf)

  • リスク耐久力はBBBゾーンに見合う水準にあるが、投資によりリスクプロフィールが変わることで短期間に変化しやすい。買収などを通じた機動的なグループ運営を志向しており、レバレッジが高まる可能性も否定できない。事業リスクの高い貯蓄銀行などへ多額の投資を実行するなどリスク選好度は高い。

R&I 14.9.25  格付「BBB」維持(pdf)

  • 2013年3月に子会社化した韓国のSBI貯蓄銀行については多額の出資を行ったうえで、経営陣を刷新するとともに、業務も大幅に見直した。大口不動産担保融資やプロジェクトファイナンスの債権を回収し、中堅・中小企業や個人向けの貸し出しを強化していく方針。ただ、同行の経営立て直しが十分に進まない場合、収益力の重しとなり、投資の減損により自己資本を大きく毀損するなど、SBIグループの信用力に下押し圧力がかかる可能性がある。
  • SBIグループ全体の流動性に対する懸念は小さい。証券子会社への借入依存度が改善し、資金調達に占める短期比率も低下するなど、調達基盤の安定感は以前より増している。

R&I 14.8.9 SBIHDが韓国の銀行子会社に追加出資―今後の経営次第で格付に影響も(pdf

  • 8/8 日、連結子会社・韓国現代スイス貯蓄銀行+傘下銀行の増資に応じると発表。資本投入総額 4282 億ウォン(約378億円)で自己資本規制クリアし経営安定化が狙。8月末目処に約217億円の増資を引き受け、残り約161億円は今年12月末までに引き受け方向で検討。
  • 現代スイス貯蓄銀行への出資額は既払い分と今回発表分合わせ、SBIHD自己資本の約 15%。

■前回(第5回無担保社債)の書き込みはこちら

カテゴリー: 債権, 日本 タグ: , , , , パーマリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください